長命寺A
・奥之院参道
・御影堂(大師堂)
・観音堂
長命寺B
・石燈籠と十三仏
・閻魔十王と身代わり閻魔
・大猷院殿台霊供養塔
・台徳院殿尊前
<奉献石燈籠>
正面「奉献石燈籠」「武州谷原村」「大猷院殿 尊前」
慶安5(1652)年4月20日の造立です。
江戸名所図会に描かれており、当初からここにある燈籠と十三仏です。
3代将軍徳川家光を弔っていることと思います。
「江戸近郊道しるべ」(村尾嘉陵)
「江戸近郊道しるべ」に掲載されている「長命寺碑」には、「大猷院殿 石トウロウ」が記されています。
「江戸東京四十四閻魔」の第三十一番です。
<閻魔十王>
五重塔の手前に閻魔大王が2基、こちらの五重塔と東に見える五重塔の間に閻魔大王が8基、
全部で十基の閻魔大王の像が並びます。
一番大きな閻魔大王の背中には、承応3(1654)年の銘が刻まれています。
<身代わり閻魔>
背中には、承応3(1654)年の銘が刻まれています。
大猷院(徳川家光)の一周忌に増島重俊が建てています。
石碑「徳川家光公供養塔」(慶安5(1652)年4月20日)があり、
その先に「大猷院殿台霊供養塔」。
台石には「大猷院殿贈正一位大相國 慶安五年四月廿日敬白」と刻まれています。
本堂の裏手に、「奉拜進」「台徳院殿尊前」(2代将軍秀忠)と刻まれた石塔があります。
上半分が損失しているかと思います。詳細不詳。