【豊島区】
○ 羽黒神社
【荒川区】
○ 月山
湯殿山 羽黒山 大権現供養塔 素盞雄神社 ※別頁
○ 湯殿山 月山 羽黒山
三社供養塔 下尾久石尊
羽黒神社は、出羽三山神社より分霊されています。
碑には三社講の文字が確認できます。
(説明板)
「由来書
当羽黒神社の創建年代は不詳ですが山形県出羽三山(羽黒山・月山・湯殿山)の出羽三山神社より分霊されております。明治二年(西暦一八六九年)の社寺取調書によりますと武蔵国豊島郡長崎村の一社であり、御祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)で、農業や商業に関係深い神様であります。古来、日本人の人生儀礼として「お伊勢参り」と並んで東の出羽三山を「奥参り」と称して民衆の生活の中に深く根をおろしています。」
(説明板)
「あらかわの史跡・文化財
下尾久石尊
暦応(一三三八〜四二)の頃、しばしば起こる地震に、村人が不思議に思ってこの地を訪れたところ、地より二尺(約六十センチメートル)ばかりの異形な石が生えていたという。一名
「出世石尊」。石神と崇め、祀るようになったと伝える。文政十一年(一八二八)成立の『新編武蔵風土記稿』には「阿遮院持」と記載。天保十四年(一八四三)の書上帳には、境内二十五坪(約八十平方メートル)と記録されている。
この石尊を祀る講は「出世講」と呼ばれ、現在でも続けられている。石神信仰は関東周辺に広く分布しており、下尾久字石神といわれたこの周辺の字名も、これにちなんだものと思われる。
社殿左側の庚申塔には、元禄十一年(一六九八)十一月吉祥日の紀年銘がある。
荒川区教育委員会」
<三社供養塔>
明治14年の造立です。
よくみかける「大先達 大乗院」とあります。
湯殿山
月 山 三社供養塔 講中
羽黒山
<庚申塔>
元禄11(1698)年11月吉祥日の紀年銘がある庚申塔。
元禄十一戊寅年
奉供養庚申講為二世安楽也
十一月吉祥日」
<堂内>
扉の穴から内部を覗くことが出来ます。