浅草から移転してきたお寺です。
<助六の塚>(足立区文化財)
助六地蔵と、花川戸助六と揚巻の墓があります。
墓石を削り取る者が絶えず、助六の墓だけ欠けています。
(説明板)
「助六の塚
易行院は、浄土宗で、もともと浅草の清川町にあったが、関東大震災後、昭和三年(一九二八)に現在地に移転した。
寺の入り口正面に、「助六の塚」がある。
当院の文化年間(一八○四〜一八一八)の過去帳に、「西入浄心信士 俗称戸沢助六 承応二歳己二月十一日死ス 志厚之有施主 七代市川団十郎 無縁ヲ弔 墓所造立シ永追福経営施主」とある。
現在は、歌舞伎で名高い花川戸助六と揚巻の墓が、助六地蔵といっしょに祀られている。助六と揚巻の仲が良かったことから、お参りすると夫婦円満、結婚成就にとてもご利益があるといわれている。
市川家が主演する「助六縁江戸桜」は、歌舞伎十八番の一つである。七代目、市川団十郎が、文化九年(一八一二)に、助六百六十年忌法要を営み、九代目が明治になって、大法要を営んだという。
平成六年三月 東京都足立区教育委員会」
<円楽師匠の墓>
故5代目三遊亭圓楽師匠のご実家で、お墓があります。
円楽師匠の墓の隣には、妹信子さんを偲んだ観音像が安置されています。
客室乗務員だった妹さんは、日航ニューデリー墜落事故で亡くなっています。
寺紋が「五本骨扇に月丸」なので、佐竹氏との関係の有無が気になりますが、関係はないようです。
<海老名家の墓>
海老名家の墓があり、林家三平師匠もここに眠ります。
墓誌に「初代目 林家三平」と刻まれています。
墓苑に入って右手、2列目です。
山門右手、与楽堂の屋根に「与楽(おきあがり)観音」が座しています。
<ポックリ閻魔>
<木彫の七福神>
<六地蔵>
<竹の塚霊園> 足立区東伊興4-3-1
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